とどろき集会【3年】
2019年2月28日 20時42分3校時、とどろき集会が行われました。今日の集会は、「昔と今のくらしの違いについて知ろう」というテーマのもと、3年生が社会科や総合的な学習の時間に調べて分かったことや考えたことを発表しました。
3年生は、上分地域、遊び、道具、くらし、学校、食べ物の6つのグループに分かれて発表しました。
昔の上分地域のグループは、上分町の始まりや昔の商店街の様子などについて発表しました。
昔の遊びのグループは、喜寿会の方との交流で教えていただいた昔の遊びを紹介しました。竹とんぼ・お手玉・竹馬・輪投げ・こまの遊び方や上手に遊ぶコツを発表しました。
昔のくらしのグループは、物を大事に使っていたことや家のお手伝いが忙しくあまり勉強ができなかったことなど、喜寿会の方からお聞きした話の内容を発表しました。
昔の道具のグループは、だるまストーブとアイロンをクイズにして紹介しました。
昔の学校のグループは、昔の上分小学校の写真を見せたり、71年前の全校児童数やお昼ご飯についてのクイズをしたりしました。
昔の食べ物のグループは、昔のおやつのこと、こおりどうふやなれずし、雑穀について発表しました。
3年生の子どもたちは、喜寿会の方からお話を聞いたり、自分たちで調べたりする中で、「昔は学校の周りには何もなかった。今は便利になった。」「ゲームばかりするのではなく、昔の遊びをしたい。」「昔は白いご飯は特別な日だけしか食べられないことにびっくりした。」など、様々な感想をもちました。そして、これから家族や物を大切に、昔の人の思いを大切にしていきたいという言葉で、3年生の発表を締めくくりました。
石川先生が集会の最後に、「昔は限られた物の中で生活していたが、今は物が豊かになった。でも、今も昔も変わらないものがある。それは、人の気持ちである。人を大切に、物を大切にする思いは、今も昔も大切にしてほしい。」と話してくださいました。
昔と今のくらしの違いについて知ることで、昔の人の願いによって、今の生活が築かれてきたことに気付いた子どもたち。これから、昔の人の知恵や思いを受け継いで生きていくことを願っています。
雨の中、とどろき集会を御参観してくださった保護者の皆様、ありがとうございました。