校長先生のお話「3つの幸せ」
2018年10月2日 10時10分今日の朝のつどいでは、校長先生のお話がありました。
今日のお話は「3つの幸せ」についてでした。校長先生は「人間には幸せが3つある」と話してくださいました。その3つの幸せとは、
してもらう幸せ(何かを誰かにしてもらう幸せ) ・・・赤ちゃんは、食事、入浴、排泄など、全て親などにしてもらって生活しています。今、自分たちも、食事を作ってもらったり、買ってもらったりして生活しています。
できる幸せ(自分でいろいろなことができる幸せ) ・・・赤ちゃんのときにできなかったことができるようになりました。1年生に入学したときに比べて、漢字が書けるようになったり、計算ができるようになったり、自分でできることが増えています。
人に喜んでもらう幸せ(人の笑顔を見て自分も喜べる幸せ) ・・・困っている友達に寄り添ったり、泣いている友達に声を掛けたり、頑張っている友達と一緒に喜んだりすることで、その人が笑顔になり、その人の笑顔を見ると自分も笑顔になります。
校長先生は、人に喜んでもらう幸せを一番大事にしてほしいと話してくださいました。
人を喜ばせる達人として、校長先生が尾畠春夫(おばたはるお)さんを紹介してくださいました。尾畠さんは、山口県周防大島町で8月に3日間行方不明になっていた2歳の男の子を無事見つけられ保護された方です。尾畠さんは、人のために役に立ちたいという思いから、東日本大震災のときもボランティアで活動され、「人や世の中に恩返しをしたい。」という思いから78歳にもかかわらず、現在も全国各地でボランティア活動を続けられています。
校長先生は、身近にも自分たちのために無償で働いてくださっている方がいることを話してくださいました。保護者や地域の方が、みんなのために親子奉仕作業やちょいボラ、読み聞かせ等の活動をしてくださっていること。
また、自分たちも運動会の演技係や準備係等の係や学級の係で、みんなのために働いて役に立っていること。
校長先生の話を聞き、子どもたちはきっと自分たちも人を喜ばせることができることを実感したことでしょう。人に喜んでもらう幸せを広げて、笑顔いっぱいの上分小学校に145人全員でしていきたいですね。