新宮少年自然の家(2日目)
2018年10月25日 20時51分朝靄のかかる中、新宮少年自然の家の2日目がスタートしました。2日目は、午前中に竹細工、午後からターゲットシャトルゴルフ、飯ごう炊飯、夜はキャンプファイヤーを行いました。
竹細工では、お箸とお椀を作りました。のこぎりや小刀等、普段あまり使わないいろいろな道具を使い、竹を切ったり割ったり削ったりしながら、お箸とお椀作りに挑戦。最初は上手に道具を使うことができず、四苦八苦していた子どもたち。友達と協力しながら作業を進めるうちに、だんだん道具の使い方にも慣れ、昼食で使うそうめん流しのお箸とお茶碗を完成させました。自分の分を作り終えた子は、家族の分もお土産にと作っていました。楽しみにしてくださいね。 写真を撮ったり道具の使い方を教えたりしているうちに、私のお椀とお箸はいつの間にか西村寿希さんが作ってくれていました。ありがとう!
昼食のそうめん流しは、手作りのお椀とお箸で食べました。恐るべし5年生。60束用意してくださっていたそうめんが、あっという間に…。本当によく食べる5年生です。ちなみに、今朝のご飯も完食でした。
ターゲットシャトルゴルフは、上分小学校の5年生が初めて挑戦しました。卓球用のラケットでバトミントン用のシャトルを打ちます。シャトルが落ちた地点から、シャトルを拾い、再びラケットで打ちます。シャトルがかごの中に入るまで繰り返します。全部で9ホールを回ります。打数が少ない人が勝ちです。打数は自己申告のため、班の中で揉めることもありましたが、自分たちで話し合い解決しながら、楽しくゲームをしていました。卓球用のラケットでバトミントン用のシャトルを打ち、かごの中に少ない打数で入れるのは、なかなか難しかったです。第1回目の記念すべき優勝は、脇元清さんでした。
飯ごう炊飯では、火起こし、洗米、炊飯まで班のみんなで協力して行いました。なかなか火が点かなくて苦労した班もありましたが、ちゃっぴりお焦げが付いたおいしいご飯が炊けました。もちろん、どの班の飯ごうの中も空っぽになりました。完食です。
キャンプファイヤーでは、みんなが『遠き山に日は落ちて』を歌う中、火の点いたトーチを持った火の神の内藤埜花さんが登場して儀式の火が始まりました。そして、営火長の校長先生によってやぐらに点火されました。赤々と燃え上がる火を囲んで、親睦の火で各班が工夫を凝らした出し物を披露しました。思わずお腹を抱えて笑ってしまう楽しい劇ばかりでした。そして、納めの火で全員が友情の火が点いたトーチを持って円になりました。トーチの重さと同じくらい、友情の重さも感じたことでしょう。最後に、シャボン玉を夜空高く飛ばしました。幻想的な風景はきっと素敵な思い出です。
2日目も無事終わりました。今頃、子どもたちは夢の中。いよいよ明日は最終日です。