人権教室(2年)
2018年12月18日 17時45分2校時、2年生を対象に人権教室が行われました。10名の人権擁護委員の皆様が来てくださって、人権まもるくんと人権あゆみさんの紹介の後、「ずっとともだちでいたいから」の紙芝居を上演してくださいました。
「ずっとともだちでいたいから」は、小鳥の学校に通うカラスとスズメのお話です。仲良くしていたカラスのカータンとスズメのチッチに対して、他のカラスたちが、チッチをボールにしてサッカーをしようとしたり、できたばかりのカータンの家を壊してしまったり、いじわるをします。カータンとチッチは、フクロウ先生に相談します。フクロウ先生は、カータンとチッチ、他のカラスたちを集めて話合いをさせます。話し合う中で、他のカラスたちはカータンがスズメのチッチと仲良くするのが羨ましくていじめてしまったことが分かり、仲直りするためにはどうしたらいいのかを考えました。そして、みんなで新しい遊びを考えたり、カータンの家を一緒に建て直したりして、みんなが仲良くなるというお話です。
子どもたちは、紙芝居を食い入るように真剣に見ていました。紙芝居が終わった後は、紙芝居の内容を確認しながら、いろいろな立場からその時の気持ちを考える学習をしました。人権擁護委員の皆様から、自分の考えを発表したり友達の話をしっかり聞いたりしている2年生の態度を褒めていただきました。
お話の中に「今日は宝探しをしましょう。」というフクロウ先生の言葉があります。子どもたちは、今日の紙芝居を通して、たくさんの宝物を見付けました。友達、親切、心が温かくなること、うれしくなること、一緒に遊んだこと、仲直りしたこと…。
人権教室の学習を通して、子どもたちは
友達が嫌だと思うことは、どんなことがあっても絶対にしてはいけないこと。
友達は大切。一人一人みんな違うこと。
を学びました。今後の学校生活の中で、人権教室で学んだことを思い出し、相手の気持ちを考えて行動できるようになることを願っています。
人権擁護委員の皆様が、2年生の子どもたちに分かりやすいようにペープサートを使って、登場人物を紹介してくださったりお話してくださったりしたので、子どもたちは集中して話を聞いて考えることができました。人権擁護委員の皆様、本当にありがとうございました。