研究授業【4年】
2018年6月27日 18時00分5校時、4年生が道徳科「同じ仲間だから」で、研究授業を行いました。教材「同じ仲間だから」は、次のような内容のお話です。
運動会の練習に熱を帯びてきた頃、ひろしは勝ちたい気持ちが強くなり、運動が苦手な光夫をチームから外そうとします。そのことに同意を求められた主人公のとも子はどうしたらよいのか困ってしまいます。その時、転校した友達からの手紙を思い出し、仲間として光夫を外そうとすることは間違っていることに気付き、ひろしに厳しくはっきりと注意しました。その後の練習では3人が力を合わせる姿に応援の声が響くというお話です。
子どもたちは、「本当の友達とは?」というめあてで学習しました。主人公のとも子の気持ちを考えた後、自分だったらどうするか を考え、「心のものさし」で表現し、みんなで話し合いました。4年生の子どもたちの発言からは、優しさや温かさがたくさん伝わってきました。
最後に、本当の友達とはどんな友達かを自分の言葉でまとめました。4年生の子どもたちが考えた本当の友達とは?
○ 友達が言ったことを信じる。
○ 頑張らせる。
○ 他の子の気持ちをよく考える。
○ 助け合う。
○ 優しくて、心配してくれる。
○ いじめなくて、何でも一緒に頑張れる仲間
○ 苦手なことも一緒に頑張れる人
子どもたちからは、たくさんの意見が出てきました。
今日の学習をきっかけに、互いのよさや頑張りを認め合い、よりよい友達関係を築いていける学級になるといいですね。そして、友達の身になって考え、互いに理解し合い、友達を大切にしようとする態度が育つことを願っています。