「全国学校給食週間」が始まりました。

2019年1月24日 17時54分

 1月24日から1月30日は、「全国学校給食週間」です。学校給食は、明治22年に山形県鶴岡市の私立忠愛小学校で始まりました。学校給食の意義や役割について関心を高め、理解してもらうために、この1週間を「全国学校給食週間」と決めました。「全国学校給食週間」は、日々食べられることに感謝し、食に携わっている人々や食べ物の命を大切にする気持ちを忘れないようにしようという週間です。

 今年の「全国学校給食週間」では、四国中央市や愛媛県の郷土料理を知ってもらうために、給食の献立に取り入れています。今日の給食のねらいは、「四国中央市の郷土料理「蒸し上げぞうすい」を味わう」です。今日の給食の献立は、米粉パン、牛乳、豚肉のかりんとう揚げ、煮浸し、蒸し上げぞうすい、おいりでした。四国中央市の郷土料理「蒸し上げぞうすい」は、地元で収穫された里芋を使って作られます。なかでも、お祭りの日や、ちょっとしたお祝いに作られ、みんなで食べるごちそうだったそうです。皮をむいたえびじゃこ、大根葉を入れて、みそ味で炊き上げた熱々の雑炊を食べると、心も体もポカポカ温まりました。

 地元の郷土料理を知り、地域の味を大切にし、これからも受け継いでいきたいですね。