朝のつどいの時間、ボランティアグループ「ふきのとう」の皆さんによる読み聞かせがありました。
教室の中からどっと笑い声が聞こえ盛り上がっていたり、読み聞かせを通して伝えられる読み手のメッセージを噛みしめるように聞いていたり、子どもたちの反応は様々でした。
今日が、15年間続けてこられた読み聞かせの最終日という方もいらっしゃいました。3月に小学校を卒業する6年生が生まれる前から、読み聞かせをしてくださっていたことになります。長い間、子どもたちのためにありがとうございました。そして、お疲れ様でした。
今日、読んでくださった本を紹介します。
1 年
「おとうふさんと そらまめさん」
「はやくちこぶた」
「めのまどあけろ」
「おやおやおやさい」
2 年
「ええところ」
「てぶくろ」
3 年
「ねこです。」
「いたずらえほんが なんかへん!」
「キリンですけど」
「にぎやかなおでん」
4 年
「もりのひなまつり」
「はやくねてよ」
5 年
「モナ・リザをぬすんだのはだれ?」
6 年
「あなたがとってもかわいい」
「たくさんのドア」
「おでこはめえほん① けっこんしき」
明日、2月19日(火)は、今年度最後の参観日です。授業参観後、学級懇談会及びPTA専門部会を行います。また、図書室では全校児童の造形展を行っておりますので、授業参観前や専門部会後に御覧ください。
< 日 程 >
⑴ 授業参観 13:55~14:40
1 年 生活科「がんばったよ 1年生」【1年教室】
2 年 国語科「なかまのことばとかん字」【2年教室】
3 年 体育科「みんなで協力しよう」【体育館】
4 年 国語科「まちがえやすい漢字」【4年教室】
5 年 学級活動「5年生の思い出」【ランチルーム】
6 年 国語科「今、私は ぼくは」【6年教室】
月 組 国語科「がんばったこと発表会」【月組教室】
⑵ 学級懇談会・学級役員選出並びに県学力診断調査(5年)・学力標準調査(1~4年)の結果の返却 14:55~15:25
⑶ PTA専門部会 15:30~16:00
研修部(2年)
広報部(5年)
保健体育部(3年)
健全育成部(1年)
人権・同和教育部(4年)
※ PTA専門部会の名簿は、代表児童の授業参観の教室前の受付に置いてありますのでお取りください。
※ 欠席の場合は一任となりますので、必ず御出席ください。
⑷ 校内造形展 13:00~13:50、16:00~16:45
※ 13:50~16:00まで授業参観・学級懇談・専門部会のため、図書室を施錠します。
図書室に一人一人が自分の作品を運び、造形展の準備も万端整いました。明日は、保護者の皆様の御来校をお待ちしています。
昼休み、縦割り班でなかよし遊びを行いました。1・2・3・5班は運動場で、1班はキックベースボール、2・3班はけいどろ、5班はバナナおに、4・6班は体育館で班対抗ドッチボールをしました。
1月のなかよし遊びは、インフルエンザの感染拡大の防止のために、実施することができませんでした。そのため、今回は3学期初めてのなかよし遊びでした。寒さを吹き飛ばすかのように、みんな元気に走り回っていました。どの班からも楽しそうな声が聞こえてきました。あちこちでにこにこ笑顔が見られました。(^-^)
来週からは、5年生が中心になってなかよし班のみんなで、送別遠足で行うオリエンテーリングの計画を立てます。
1、2校時、5年生がふりかえりテストを行いました。第2回ふりかえりテストは、国語、算数、理科、社会の4教科で実施しました。1校時は国語、算数を2校時は社会、理科を各教科10分程度で行いました。12月に実施した県学力診断調査や第1回ふりかえりテスト、6年生が4月に実施した全国学力・学習状況調査の中から、正答率が低い問題を中心に出題されました。
どの子も真剣にふりかえりテストに取り組んでいました。これまでの一人一人の学習の成果が問われます。ふりかえりテストの結果は、3月にお渡しする予定です。5年生は、4月に全国学力・学習状況調査が待っています。自信をもってテストに臨めるように、今から学校や家庭でしっかり準備をしていきたいですね。
2校時、とどろき集会が行われました。今日の集会は、「みんなが幸せにくらせるまちにするために」というテーマのもと、4年生が総合的な学習の時間「みんなが幸せになるために」で調べて分かったことや考えたことを発表しました。
4年生は、グループごとにバリアフリーについて、盲導犬について、点字について、アイマスク体験や白杖、緑内障について発表しました。
バリアフリーのグループは、上分小学校の中の手すりやスロープの紹介、足が不自由な人が乗る車について、目の不自由な人のためのお札の工夫などを発表しました。
盲導犬のグループは、盲導犬の歴史や盲導犬の育て方について発表しました。
点字のグループは、点字が6つの点の組み合わせで表現していることや点字を考案したルイ・ブライユについて発表しました。
アイマスク体験や白杖、緑内障のグループは、アイマスク体験から学んだことや目が不自由な人の案内の仕方などについて発表しました。
みんなに分かりやすく伝えるために、各グループがクイズをしながら説明していました。全校の子どもたちは、クイズに答えながら点字や盲導犬などについて、正しく理解することができました。また、調べて分かったことだけでなく、自分の感想も発表していました。「点字ブロックの上に、物や人があると危ないので、置かないようにしたい。」「足の不自由な人の専用駐車場を正しく使う。」「いろいろな工夫があることが分かった。もっと増えるといい。」「困っている人がいたら、自分にできることでお手伝いしたい。」など、いろいろな立場の人が幸せになるために、自分たちができることを考えていました。
山口先生が集会の最後に、「今日の4年生の発表を聞いて、思いやりが大切だと思った。上分小学校にも思いやりのために使うスロープや手すりがある。しかし、スロープや手すりで遊んでいる人がいる。思いやりのために使うものも、あるだけでは思いやりにならない。自分たちの使い方次第だ。」と話してくださいました。
バリアフリーの「バリア」は、英語で障壁(かべ)という意味です。バリアフリーは、障害のある人や高齢者だけでなく、あらゆる人の社会参加を困難にしているすべての分野でのバリア(障壁)の除去という意味で用いられています。バリアフリーの設備を整備するだけでは、社会のバリアはなくなりません。一人一人の「心のバリアフリー」が大切です。心のバリアフリーは、バリアを感じている人の身になって考え、行動を起こすことです。困っている人に気付いたときには「○○しましょうか?」と声を掛けたり、何を困っているのか分からない、どんなことをすべきか分からないという場合には「何かお困りでしょうか?」「私にできることはありますか?」などと聞いたりすることが、その第一歩ではないでしょうか。一人一人が心のバリアフリーを実践することで、みんなが幸せに暮らせる町にしていきたいですね。
寒い中、とどろき集会を御参観してくださった保護者の皆様、ありがとうございました。
5校時、2年生が特別の教科道徳「学きゅうえんのさつまいも」で研究授業を行いました。
「学きゅうえんのさつまいも」は、風邪を引いて学級園のいも掘りに参加せず、落ち込んでいたみち子が、よし子からお見舞いの言葉や手紙とともにさつまいもを届けてもらい、うれしい気持ちになる心情の変化が描かれています。
子どもたちは、教材を通して登場人物の気持ちについて話し合い、「やさしさにはどんなことがあるのか」を考えました。
そして、友達に優しくされてうれしかったことを「ありがとうカード」に書きました。「ありがとうカード」を書いてもらった子は、少し照れくさそうでしたが、とてもうれしそうでした。
今日の授業の振り返りでは、「ふわふわ言葉で友達を誘いたい。」「友達に親切にしたい。」「友達に優しくしたい。」と発表しました。
校内の先生方に見守られ、ちょっぴり緊張気味の2年生の子どもたち。背筋もピンと伸びていました。頑張ろうという気持ちが伝わっていました。
「親切」は、決して代償を求めたり、恩返しを期待したりするものではありません。相手のために心から何かしたいという内から自然に出てくるものです。今日の道徳の学習を通して、相手の考えや気持ちに気付き、優しく接する2年生に成長することを期待しています。