3、4校時、5年生が家庭科の調理実習をしました。今回は、ご飯とみそ汁を作りました。
ご飯は、お米を洗い、量った水を鍋に入れて炊きました。お鍋は火加減が大切です。油断をすると、鍋もご飯も焦げ付かせてしまったり、ご飯が炊けずお米に芯が残ってしまったりします。火加減に気を付けて、上手に炊くことができました。
みそ汁も協力して頑張りました。特に、いりこの頭とはらわたを取る作業は、取り組むうちに段々上手にできるようになりました。みそ汁の実の大根はいちょう切り、ネギは小口切り、油揚げは短冊切りにしました。1学期に比べると、包丁の使い方にも慣れてきました。


出来上がるにつれ、ご飯とみそ汁のいい匂いに、みんなの作る意欲がさらに増してきました。「味噌汁がおいしい」、「ご飯がホクホクしている」と、みんなおいしそうに食べていました。




ご飯とみそ汁は、日本の伝統的な食事(和食)の基本となる主食と汁物です。みそ汁のだしの材料や実は、家庭や地域によって違います。ぜひこの機会に、我が家のみそ汁作りにも挑戦してほしいです。
5校時、なかま集会が行われました。集会では、5年生が人権劇『魔法の言葉』を全校のみんなに発表し、各学年で話し合いました。人権劇『魔法の言葉』は、5年生が実施した友達から言われてうれしかった言葉、つらかった言葉に関する「言葉についてのアンケート」の結果をもとに作られました。
人権劇『魔法の言葉』のあらすじ
サッカーがあまり得意ではないたかしさんは、昼休み、みんなで遊んでいるとき、蹴ったボールが違う方向へ飛んで行ってしまいます。なおきさんに「なんしよん!?」「1点とれそうだったのに、負けるやん!」と言われ、たかしさんの表情は暗くなります。なおきさんに言い方を注意しましたが、「関係ないやん。だまっとって。」と言われたあかりさんは、何も言えなくなってしましました。その場で全部見ていたゆうきさんは何かを考えています。







劇を見た後、感じたことや自分がこの場にいたらどうするかを、各学年で話し合い、その内容を発表しました。
せっかく注意してくれたのに、守りなや。
あかりさん、傷付くよ。
誰だって失敗するやん。
みんなで仲よくしよう。
どの学年も、自分だったらどんな言葉を掛けるかを真剣に考え、話し合っていました。





5年生がどうすればよかったのか話し合ったことを劇にして発表しました。5年生のあたたかい言葉を使っていきたいという思いが劇から伝わってきました。



感想発表でも、
気が付かないうちにチクチク言葉を使っているので、使わないようにしたい。
ふわふわ言葉を使っていきたい。
ふわふわ言葉を使う行動できる人になりたい。
など、たくさんの子どもたちが手を挙げて感想を言いました。








5年生の発表の中で、
「言葉には魔法の力がある。言葉一つで、心をあたためたり、反対に、人の命を奪ってしまったりするほどの力がある。短い言葉でも、友達に笑顔の魔法をかけることができる。」
という言葉がとても心に残りました。
5年生の発表を聞きながら、落語家の林家染太さんの話を思い出しました。
「弱音を吐く“の“吐く“は口に+と-と書く。口から吐き出される言葉には、プラスの言葉もあれば、マイナスの言葉もある。マイナスの言葉を使わず、プラスの言葉だけを使えば、必ず夢や希望は“叶う“。」
心がポカポカあたたかくなるふわふわ言葉(プラスの言葉)を使うと、自然と笑顔になります。口から発する言葉は形としては残りませんが、心の中には残ります。言葉で自分の心にも友達の心にもあたたかい明かりが灯せるようにしたいですね。ふわふわ言葉を使う人が増え、上分小学校をもっともっと笑顔あふれる学校にしていきましょう。
なかま集会を御参観くださった5年生の保護者の皆さん、ありがとうございました。
4、5校時、6年生が栄養教諭の沖田先生に来ていただき、3月7日(木)に行うバイキング給食についての授業を行いました。
1 同じ料理は、2つまで
2 ティラミスとオレンジムースは、どちらか1つ
3 牛乳とスープは必ず取る。
4 黄・赤・緑のグループの料理は、それぞれの基準のエネルギーまでで料理を選ぶ。
という4つのバイキング給食の約束事を守って、食べたいものを選びます。黄のグループ390Kcal、赤のグループ260Kcal、緑のグループ100Kcal、合計750Kcalぐらいになるように、電卓を使って計算しながら料理を選んでいきました。何種類ものおいしそうな料理に、何を選ぼうか悩む子どもたち。栄養のバランスを考えながら、楽しく計画を立てていました。今からバイキング給食が待ち遠しいですね。


7時間目に、委員会活動がありました。委員会活動も残すとこと1回となり、今日は1年間の委員会活動の反省や2月の代表委員会の話合いをしました。その後、各委員会での活動を行いました。
保健給食委員会
手洗い場やハンドソープの入れ物、台拭き用のバケツ、牛乳パックの桶をきれいに洗っていました。また、お薦めの給食についても話し合っていました。冷たい水で丁寧に洗ってくれました。明日から全校のみんなが気持ちよく使うことができます。


図書掲示委員会
古い掲示物を新しい掲示物に張り替えたり、1月に実施したビンゴカードの確認をしたりしました。ビンゴになった人には、図書掲示委員会手作りの賞状が渡されるそうです。楽しみですね。

環境美化委員会
卒業式のとき、体育館に並べる花のプランターの受け皿や植木鉢をきれいに雑巾で拭いていました。卒業式には、環境美化委員会で植えたサクラソウやビオラが会場の体育館をきれいに飾る予定です。


計画委員会
明日の代表委員会の準備や1円募金の実施の確認をしていました。各学級で話し合われた意見を黒板に書き、代表委員会の進行がスムーズに行えるように準備万端 です。


放送委員会
今月の給食の献立のポイントがすらすら読めるように、一生懸命練習をしていました。委員会の時間に練習しているので、毎日の給食放送では上手に読むことができています。


なかよし委員会
すばらしい友達の紹介の掲示物を作成したり、なかま集会の役割分担をしたりしていました。司会や始めの言葉、終わりの言葉など、自分から進んで立候補していました。


体育委員会
委員会のみんなで分担して、体育館や運動場のボールや一輪車の空気入れをしていました。明日から全校のみんなが、空気の入ったボールで思い切り遊ぶことができます。

各委員会では、一人一人が自分の責任や役割を果たしながら活動しています。全校のために働く5、6年生の頼もしい姿を1~4年生は見ています。5、6年生の皆さん、いつも全校のみんなのために活動してくれてありがとう!
今日の給食は、「節分ランチ」でした。今日の献立は、

ご飯
牛乳
いわしの蒲焼き
キャベツの煮浸し
卵入りすまし汁
節分豆
です。
2月3日(月)は節分です。節分の日には、イワシの頭を焼いて柊の小枝にさしたものを、戸口や窓に飾ります。イワシはとても栄養があるので、病気や邪気を追い払います。柊は、冬でも葉が青々としており、ギザギザの葉が鬼の目を刺すものとして効果があると考えられてきました。また、「鬼は外、福は内」と豆をまき、豆まきが済んだら、自分の年より1つ多い豆を食べます。これには、今年も家族揃って無事に1つ年を取れるようにという願いが込められています。子どもたちは、自分の年より多い豆をおいしくいただきました。
今日は、外国語指導助手のルーカス先生が来られていました。2年生と一緒に給食を食べました。ルーカス先生の母国アメリカには、節分のような風習はないそうです。ルーカス先生も2年生の子どもたちと一緒に節分豆を味わいました。




節分の「豆まき」は日本の伝統行事です。日本には、様々な伝統行事があります。その意味や目的を子どもたちに伝えることは、とても大切です。季節を味わい、昔の人の思いを感じ、日本の文化や知識を得ることは、私たちの日々の生活を豊かにします。
御家庭でも日本の伝統行事を家族で楽しんでみてください。
朝から法王山脈が薄っすらと雪化粧し、底冷えのする中、健全育成部のお父さん、お母さんが校門に立って、あいさつ運動を行いました。健全育成部の活動の一つとして、今年度も毎月1日にあいさつ運動を実施しています。
健全育成部のお父さん、お母さんが、寒さに負けない元気な声で子どもたちに挨拶の声を掛けてくれました。子どもたちは、その声に答えるかのように挨拶を返していました。今朝は寒かったですが、気持ちのよい挨拶の飛び交う光景を見ていると、心はポカポカ温かくなりました。
健全育成部のお父さん、お母さん、寒い中、子どもたちのためにあいさつ運動に参加してくださり、ありがとうございました。



西川原の集会所で、1~6年生が集まり、児童学習会を行いました。1月17日(木)に予定していた児童学習会は、インフルエンザ感染拡大を防ぐために中止となり、3学期初めての学習会でした。
教科学習の時間には、みんなで宿題をしました。分からないところは友達と教え合ったり、先生に聞いたりしながら、集中して取り組みました。一人で宿題をするよりも、スラスラとはかどっていました。



教科学習の時間が終わると、楽しみにしていた自分たちでのおやつ作りです。今回は、みんなでお餅を焼いて食べました。砂糖、きなこ、醤油、あんこの中から、自分が好きな味を付けました。食べ慣れたはずのお餅も、みんなで焼いて食べると、いつもとはひと味違うような気がしました。「おいしい、おいしい。」と言いながら食べていました。お餅が膨らむように、子どもたちの笑顔も膨らみました。



