今日は、10月に選らんで予約していた献立を食べるリザーブ給食でした。学校給食では、食べることに興味をもち、栄養や自分の健康について考えながら、食べ物を選ぶことができるようになるために、リザーブ給食を取り入れています。
今回は、主食とデザートが違っていて、Aランチが若鶏の唐揚げとりんごゼリー、Bランチが豚肉のかりんとう揚げとみかんゼリーでした。全校の合計をしてみると、Aランチを選んだ人が90人、Bランチを選んだ人が55人で、Aランチの方が人気がありました。
【Aランチ】

【Bランチ】

子どもたちは、自分が選んだ給食をおいしそうに食べていました。いつも以上に食が進み、パクパクと口の中に給食が入っていました。食べ物を選ぶときは、自分の好みだけでなく、栄養や健康などについても考えながら、自分にあった料理を選ぶようにするといいですね。






ぞうさん ぞうさん おはなが ながいのね そうよ かあさんも ながいのよ
ぞうさん ぞうさん だれが すきなの あのね かあさんが すきなのよ
これは、何の歌でしょう?そうです。童謡「ぞうさん」です。今日の校長先生のお話は、「ぞうさん」の歌に関係する内容でした。

はじめに、校長先生からクイズが出されました。
クイズ①「地球に住む動物で一番大きい動物は?」
答え「象です。」
クイズ②「象は昔から日本にいましたか?」
答え「今から289年前の1729年4月28日に、初めて外国から船で日本に来ました。」

クイズの後、「ぞうさん」の歌を聞きました。そして、「おはなが ながいのね」の歌詞の意味について考えました。この歌詞には、「象の鼻は長すぎる。みんなと違ってへんだ。」という意味があるそうです。ところが、歌の中では、「ぞうさん ぞうさん おはなが ながいのね そうよ かあさんも ながいのよ」、「ぞうさん ぞうさん だれが すきなの あのね かあさんが すきなのよ」と歌われています。「大好きで尊敬するお母さんもお鼻が長いんだよ。お鼻が長いっていいことなんだよ。幸せなことだ。」と歌っています。


「ぞうさん」の作詞をされたまど みちおさんは、戦争中に悲しい出来事に出合ったそうです。それは、日本に来られた外国の人への差別でした。同じ人間なのに、なぜ差別をするのだろうという思いから「ぞうさん」は作られたそうです。また、詩人金子 みすゞさんの作品「わたしと小鳥とすずと」の中には、「みんなちがって みんないい」という言葉があり、みんな違うことが当たり前で、みんな違っていいと言われています。まど みちおさんは、童謡「ぞうさん」を通して、違うことこそいいんだよ。違うことをバカにしてはいけないと伝えています。



歌詞の意味を知り、もう一度「ぞうさん」を聴きました。子どもたちは、最初に「ぞうさん」を聞いたときとは違い、真剣な表情で歌詞に込められた思いを感じ取りながら聴いていました。



最後に、校長先生が「友達は違っていて当たり前、だからよいところを見つけ合おう。自分も違っていて大丈夫、自分にしかないよさがある、だからこそ自分にしかないよさを見つけてほしい。」と話してくださいました。
上分小学校の子どもたちが、互いに違いを認め合い、友達のよいところをもっと見つけられるようになることを願っています。そして、一人一人がきらっと輝く自分のよさを見つけて、もっと自分のことを好きになってほしいです。
今日は、6年生で栄養教諭の沖田先生の授業がありました

いつも給食は、四国中央市内の栄養教諭の先生がたくさんのことを考えながら作ってくださっています
今日は、2月の1食分の給食を6年生に考えてもらいました!
献立を考える時には、10個のポイントがあります!

①基本の献立(主食・主菜・副菜・汁物・デザートなど)
②栄養バランスを考える(炭水化物・脂質・たんぱく質・無機質・ビタミン)
③2月の旬のものを取り入れる(白菜・大根・れんこん・長ねぎ・ほうれん草・はるみ・いよかんなど)
④地場産物を取り入れる(ねぎ・たまご・里芋・ご飯・チンゲンサイ・たまねぎ・きくらげなど)
⑤好きなものを取り入れる(みんなや自分の好きなもの)
⑥予算を考える(1食240円)
⑦時間を考える(8時~11時半までにできるもの)
⑧加熱したもの(食中毒の予防)
⑨いろどりを考える(見た目に食欲をそそるもの)
⑩食器の種類を考える(お茶碗・汁物・パン皿・おかず皿の4種類の中の3つを使う)

「あのメニューが好きなんだけど、何が入ってるかわからない・・・」という人がたくさんいました。
たくさんのポイントがあって、献立を立てることが大変なことだと分かりました!献立を立ててくださる人にも感謝して、給食をいただきましょう!
今日6年生が考えてくれた献立の中から、選ばれた人の献立が2月の給食で出ます!楽しみにしておいてください

運動場にできたドーナツ型の円。内側の円の中にはコンテナが置かれ、その上にコーンが1つ。いったい、何だろうと近付いてみると、2年生が体育科「シュートゲーム」をしていました。外側の円から内側の円の中にあるコンテナの上に載せたコーンにボールを投げて当てる人たち。コーンにボールを当てられないように内側の円の外で守る人たち。見事、コーンにボールを当てると1点。2年生の子どもたちは、夢中でボールを投げたり必死で飛んできたボールを取ったりしていました。



ゲームをしている横で、座り込んでいる子どもたちを発見。何をしているのかと覗き込んでみると、作戦会議中でした。誰がどこを守るのか、真剣に話し合っていました。

自分たちの考えた作戦が成功したチームもあれば、うまくいかないチームもあったようです。友達となかよくシュートゲームを楽しんでいる2年生。晴天の下、体もポカポカ、心もポカポカしてきました。
朝のつどいの時間、すばらしい友達の紹介がありました。かがやき賞・いきいき賞・えがお賞・がんばり賞に選ばれた15名の子どもたちが、学級の友達から紹介されました。
今回のすばらしい友達は、次のような内容や理由で選ばれました。
1 年
【えがお賞】
休み時間や家で音楽会練習を頑張っています。
【いきいき賞】
笑顔で会釈をして挨拶をしています。

2 年
【かがやき賞】
授業中、一生懸命問題を解いています。
遊びに誘ってくれます。

3 年
【がんばり賞】
リコーダーの下のパートを上手に吹いています。
【かがやき賞】
指揮者をよく見て演奏しています。
健康観察では、大きな声で返事をしています。
【えがお賞】
音楽会の指揮を頑張っています。
「ジョギングをしよう。」と友達を誘っています。


4 年
【がんばり賞】
文字のけいこを丁寧に時間を掛けて書いています。
【かがやき賞】
音楽会の合奏では、鉄琴の難しいところを一生懸命練習しています。
5 年
【かがやき賞】
自然の家で掃除の時に進んで行っていました。
班長の仕事を頑張っていました。
休み時間や昼休み、音楽会の練習を頑張っていました。

6 年
【かがやき賞】
音楽会練習の時、ほめたりアドバイスしたりしてくれます。
道徳や総合の発表をよくしています。
楽会のリコーダー練習では一生懸命覚えようとしていました。
【いきいき賞】
委員会の仕事を忘れずにしています。
笑顔で話し掛けてくれます。
音楽会の楽器の練習を頑張っています。


友達の発表を聞いて、感想を発表しました。たくさんの子どもたちが、感想発表をしようと手を挙げていました。







すばらしい友達に選ばれた子も、紹介する子も、笑顔で発表している姿が微笑ましかったです。友達のいいところをたくさん見つけられる上分小学校の子どもたち。子どもたちの心の成長を感じます。
今日の献立は、「しこちゅ~丼・牛乳・バンサンスウ」でした。
献立表を配られた時から「しこちゅ~丼」が気になっていた方も多いのではないでしょうか。

昨年、愛媛県の松前町では、地元の高校生が地域の食材を使って「松前丼」という料理を考えて、給食に出されたことがありました。
そこで、四国中央市でも松前町と同じように地域の食材を使った「しこちゅ~丼」を作ってみました。
「しこちゅ~丼」には、うまそだち(米)、チンゲンサイ、きくらげ、玉ねぎ、ねぎ、伊予美人(里芋)、卵が入っています。
子どもたちには、好評でした!





また、ご家庭でも話をしてみてください。