西川原の集会所で、1~6年生が集まり、児童学習会を行いました。1月17日(木)に予定していた児童学習会は、インフルエンザ感染拡大を防ぐために中止となり、3学期初めての学習会でした。
教科学習の時間には、みんなで宿題をしました。分からないところは友達と教え合ったり、先生に聞いたりしながら、集中して取り組みました。一人で宿題をするよりも、スラスラとはかどっていました。



教科学習の時間が終わると、楽しみにしていた自分たちでのおやつ作りです。今回は、みんなでお餅を焼いて食べました。砂糖、きなこ、醤油、あんこの中から、自分が好きな味を付けました。食べ慣れたはずのお餅も、みんなで焼いて食べると、いつもとはひと味違うような気がしました。「おいしい、おいしい。」と言いながら食べていました。お餅が膨らむように、子どもたちの笑顔も膨らみました。




朝のつどいの時間、保健・給食委員会の委員会発表がありました。インフルエンザの拡大感染予防のために、校内放送での委員会発表になりました。
保健委員会は、委員会の仕事内容の紹介、12月に開催した学校保健委員会の発表内容、保健委員会からのお願いについて発表しました。保健委員会では、毎週火曜日にせっけんの補充をしています。また、学校保健委員会では、早寝・早起き・朝ご飯の生活習慣の大切さについて発表しました。特に大切なこととして、次の3つのことを紹介しました。
心や体をゆっくり休ませ疲れをとるために、早寝・早起きの習慣を身に付けることは大切。寝る時刻は、1~3年生は9時まで、4~6年生は10時まで、起きる時刻は、全員6時半まで。
朝ご飯を食べると、朝から勉強や運動ができるようになり、心も体も強くしてくれる。
電子メディア機器は、寝る前に使うとぐっすり眠れなくなるので、寝る1時間前には使用を止める。
保健委員会の子どもたちは、全校のみんなが心も体も健康で学校生活が送れるように委員会の仕事を頑張っています。


給食委員会は、委員会の仕事の工夫を発表しました。給食委員会では、日替わりでの今月のおすすめメニューのお知らせや給食室へ後片付けに来たときのお手伝い、配膳台や台拭きバケツ・牛乳洗いの掃除をしています。
給食委員会の子どもたちは、全校のみんながおいしく、しっかり給食が食べられるように委員会の仕事を頑張っています。


今日の給食の献立は、

ご飯
牛乳
芋炊き
うずら豆の天ぷら
です。
今日の給食の献立の芋炊きは、愛媛県の郷土料理の一つです。芋炊きは、里芋や鶏肉、こんにゃく、にんじん、しいたけなど、たくさんの具を甘めに味付けただしで煮たものです。愛媛県の中でも大洲市が芋炊きのはじまりの場所といわれ、その歴史は300年以上にもなるそうです。四国中央市でも、秋頃に、土居地域の河原で芋炊きが行われています。また、うずら卵の天ぷらは、昔の宇摩地方の郷土料理です。秋祭りのときに、まぜ寿司に入れるために作った金時豆を、翌日天ぷらにしたのが始まりだったそうです。今日は、調理員さんが一つ一つ形を作り、油で揚げて作ってくれた愛情たっぷりのうずら豆の天ぷらをいただきました調理員さん、ありがとうございました。4、5年生の子どもたちは、「甘くておいしい。」と言いながら頬張っていました。
4 年



5 年



朝のつどいの時間、ボランティアグループ「ふきのとう」の皆さんによる読み聞かせがありました。
2月3日の節分に合わせて、節分に関係のある本やオニが出てくる本を読んでくださったり、思わず笑ってします言葉遊びの本を読んでくださったりしました。読む学年を考えて、子どもたちの興味・関心のある本を選んでくださっています。
今日は、3学期初めての読み聞かせでした。久しぶりの読み聞かせに、子どもたちは目をキラキラ輝かせながら聞いていました。「ふきのとう」の皆さん、今学期もよろしくお願いします。
今日、読んでくださった本を紹介します。
1 年
「おにがでた!」
「なりたいものだらけ」
「ぼくはいったい なんやねん」
「わるいことがしたい!」



2 年
「はやくちこぶた」
「ぞうまうぞ さるのるさ」
「おやおやおやさい」



3 年
「せつぶんってなに?」
「なぜ、せつぶんに豆をまくの?」
「ヒョウのハナ」



4 年
「「オニじゃないよ おにぎりだよ」
「ぜったいぜったい あけちゃダメ‼」



5 年
「わらしべ ちょうじゃ」
「どんな かんじかな」



6 年
「みえるとか みえないとか」
「くらやみのなかの ゆめ」


今日の給食の献立は、

ごはん
牛乳
糸こんにゃくの卵とじ
石花汁
です。
石花汁(せっかじる)は、今治市の郷土料理です。石花汁は、大島(宮窪町)の丁場(採石場)で食べられていた具だくさんのみそ汁です。「米の汁」に、身近な野菜や貝、油揚げなどを入れて煮込んだものです。石花汁の「石花」は石の花と書きます。熱した石を鍋に入れて調理をする際に、ぶくぶくと吹き上がる様子が、花が咲いているように見えることから「石花汁」と呼ばれるようになったと言われています。素敵なネーミングの「石花汁」をおいしくいただきました。
1年生の給食準備の様子です。みんな静かに準備をしていました。配膳や配りもスムーズにできていました。しゃもじやお玉の使い方にも慣れて、とても上手に給食当番をする姿に感心しました



3年生は、「食べきり隊」を目標に、毎日もりもり給食を食べています。給食をしっかり食べるだけあって、とても元気な3年生。休み時間は、運動場でもよく遊んでいます。今日は全員出席。欠席0でした



週明け、インフルエンザの流行が心配されましたが、なんと上分小学校はインフルエンザによる欠席が0になりました休日、御家庭でインフルエンザの予防に努めてくださったおかげです。ありがとうございました。しばらくの間はインフルエンザの予防のために、登下校中も含め引き続きマスクを着用します。御準備をよろしくお願いいたします。
5校時、1年生は国語科「たぬきの糸車」を学習していました。授業では、スピーチ集会の準備をしていました。1年生が2年生に「たぬきの糸車」を音読します。各グループでおかみさん、たぬき、きこりの会話を考えました。そして、自分たちで考えた会話を教科書に書き込みました。スピーチ集会では、教科書を読むだけでなく、自分たちが考えた会話も入れながら音読します。これから2月1日(金)のスピーチ集会に向けて、学校や家庭で音読練習をしていきます。当日の1年生の音読発表が楽しみです。





「全国学校給食週間」2日目の今日の献立は、ごはん、かえりいりこ、牛乳、豚肉のみそだれかけ、ボイル野菜、おけんちゃ」でした。今日は、山口先生の故郷愛媛県南予地域の愛南町の郷土料理「おけんちゃ」が給食に取り入れられました。おけんちゃは、昔から愛南町の家庭でよく食べられていた具だくさんの汁物です。里芋、大根、にんじんなど、地元でとれる野菜を入れるほか、魚のすり身や豆腐を入れたボリュームのある料理です。食事の最後には、ごはんにかけて食べることもあるそうです。給食では、県内産の鯛で作った「鯛つみれ」をおけんちゃに入れて作っています。
山口先生に「おけんちゃ」を食べた感想を聞いてみました。「おけんちゃを食べるとおばあちゃんを思い出して、ほっこりしました。(愛南町では、里芋は入っていません。)」
久しぶりに食べる愛南町の郷土料理に、故郷を思い出してうれしそうな山口先生。見ている方も、心がほっこりしました。





1月24日から1月30日は、「全国学校給食週間」です。学校給食は、明治22年に山形県鶴岡市の私立忠愛小学校で始まりました。学校給食の意義や役割について関心を高め、理解してもらうために、この1週間を「全国学校給食週間」と決めました。「全国学校給食週間」は、日々食べられることに感謝し、食に携わっている人々や食べ物の命を大切にする気持ちを忘れないようにしようという週間です。
今年の「全国学校給食週間」では、四国中央市や愛媛県の郷土料理を知ってもらうために、給食の献立に取り入れています。今日の給食のねらいは、「四国中央市の郷土料理「蒸し上げぞうすい」を味わう」です。今日の給食の献立は、米粉パン、牛乳、豚肉のかりんとう揚げ、煮浸し、蒸し上げぞうすい、おいりでした。四国中央市の郷土料理「蒸し上げぞうすい」は、地元で収穫された里芋を使って作られます。なかでも、お祭りの日や、ちょっとしたお祝いに作られ、みんなで食べるごちそうだったそうです。皮をむいたえびじゃこ、大根葉を入れて、みそ味で炊き上げた熱々の雑炊を食べると、心も体もポカポカ温まりました。
地元の郷土料理を知り、地域の味を大切にし、これからも受け継いでいきたいですね。



