運動場にできたドーナツ型の円。内側の円の中にはコンテナが置かれ、その上にコーンが1つ。いったい、何だろうと近付いてみると、2年生が体育科「シュートゲーム」をしていました。外側の円から内側の円の中にあるコンテナの上に載せたコーンにボールを投げて当てる人たち。コーンにボールを当てられないように内側の円の外で守る人たち。見事、コーンにボールを当てると1点。2年生の子どもたちは、夢中でボールを投げたり必死で飛んできたボールを取ったりしていました。



ゲームをしている横で、座り込んでいる子どもたちを発見。何をしているのかと覗き込んでみると、作戦会議中でした。誰がどこを守るのか、真剣に話し合っていました。

自分たちの考えた作戦が成功したチームもあれば、うまくいかないチームもあったようです。友達となかよくシュートゲームを楽しんでいる2年生。晴天の下、体もポカポカ、心もポカポカしてきました。
朝のつどいの時間、すばらしい友達の紹介がありました。かがやき賞・いきいき賞・えがお賞・がんばり賞に選ばれた15名の子どもたちが、学級の友達から紹介されました。
今回のすばらしい友達は、次のような内容や理由で選ばれました。
1 年
【えがお賞】
休み時間や家で音楽会練習を頑張っています。
【いきいき賞】
笑顔で会釈をして挨拶をしています。

2 年
【かがやき賞】
授業中、一生懸命問題を解いています。
遊びに誘ってくれます。

3 年
【がんばり賞】
リコーダーの下のパートを上手に吹いています。
【かがやき賞】
指揮者をよく見て演奏しています。
健康観察では、大きな声で返事をしています。
【えがお賞】
音楽会の指揮を頑張っています。
「ジョギングをしよう。」と友達を誘っています。


4 年
【がんばり賞】
文字のけいこを丁寧に時間を掛けて書いています。
【かがやき賞】
音楽会の合奏では、鉄琴の難しいところを一生懸命練習しています。
5 年
【かがやき賞】
自然の家で掃除の時に進んで行っていました。
班長の仕事を頑張っていました。
休み時間や昼休み、音楽会の練習を頑張っていました。

6 年
【かがやき賞】
音楽会練習の時、ほめたりアドバイスしたりしてくれます。
道徳や総合の発表をよくしています。
楽会のリコーダー練習では一生懸命覚えようとしていました。
【いきいき賞】
委員会の仕事を忘れずにしています。
笑顔で話し掛けてくれます。
音楽会の楽器の練習を頑張っています。


友達の発表を聞いて、感想を発表しました。たくさんの子どもたちが、感想発表をしようと手を挙げていました。







すばらしい友達に選ばれた子も、紹介する子も、笑顔で発表している姿が微笑ましかったです。友達のいいところをたくさん見つけられる上分小学校の子どもたち。子どもたちの心の成長を感じます。
今日の献立は、「しこちゅ~丼・牛乳・バンサンスウ」でした。
献立表を配られた時から「しこちゅ~丼」が気になっていた方も多いのではないでしょうか。

昨年、愛媛県の松前町では、地元の高校生が地域の食材を使って「松前丼」という料理を考えて、給食に出されたことがありました。
そこで、四国中央市でも松前町と同じように地域の食材を使った「しこちゅ~丼」を作ってみました。
「しこちゅ~丼」には、うまそだち(米)、チンゲンサイ、きくらげ、玉ねぎ、ねぎ、伊予美人(里芋)、卵が入っています。
子どもたちには、好評でした!





また、ご家庭でも話をしてみてください。
朝のつどいの時間、ボランティアグループ「ふきのとう」の皆さんによる読み聞かせがありました。思わず笑いが起こったり集中して真剣に聞いたり、どの学年も充実した読み聞かせの時間を過ごしていました。
「読み聞かせは何歳までですか?」と尋ねられたことがあります。読み聞かせをするのに年齢制限はありません。小学生になっても読み聞かせは有効です。読み聞かせは、知識力や発想力、想像力や語彙力、コミュニケーション能力や論理的思考、思いやりの心など、様々な力を養う効果が期待できます。ぜひ、お子様の年齢に合った本を選び、読み聞かせをすることで本の内容を親子で共有し、楽しい時間を過ごしてみてください。
今日、読んでくださった本を紹介します。
【1 年】
「どんぐり にんじゃ」
「やきいもやさん」
「きつねの まくら」
「ドアを あけたら」



【2 年】
「りんごかもしれない」
「もうぬげない」
「りゆうがあります」


【3 年】
「どんぐり」
「いちにちむかしばなし」
「いきものとこや」
「メリークリスマス おおかみさん」



【4 年】
「おによりつよい およめさん」
「シラユキさんと あみあみモンスター」



【5 年】
「1つぶのおこめ さんすうのむかしばなし」
「ぜったい おしちゃ ダメ?」



【6 年】
「さんすううちゅうじん あらわる!」



上分保育園で避難訓練が行われ、消防署から水槽付き消防ポンプ車と救急車がやって来ました。園児さんたちが車両を見学した後、飛び入りで4年生も見学されてもらいました。4年生は1学期、消防防災センターへ見学に行きましたが、車両は外回りしか見ていませんでした。今回は、水槽付き消防ポンプ車の中も見せていただき、丁寧に説明もしてくださいました。子どもたちは、初めて見る水槽付き消防ポンプ車の構造に驚いていました。水槽付き消防ポンプ車と救急車の秘密をたくさん見つけ、よい学習になりました。
急なお願いを快く引き受け、車両の見学や説明をしてくださった消防署の皆様、本当にありがとうございました。子どもたちは、消防署で働く人たちが命を守る仕事をしていること、消防署で働く人たちによって自分たちの生活が守られていることを改めて実感することができました。





朝のつどいの時間、なかよし委員会の発表がありました。まず、夏休みに四国中央市の小学生と中学生の代表が集まって行われた「いじめストップえがおの子ども会議」の報告をしました。会議では、上分小学校の「すばらしい友達の紹介」「あいさつ運動」「なかよし遊び」「とどろきカード」「縦割り清掃」の5つの取組について発表していました。

今までいじめのもとになることをなくすために行ってきた取組で、他の学年と遊ぶ人が増えてきました。しかし、その反面、注意するときの言い方がきつくなったり、仲が悪くなることを恐れて注意できなかったりする課題が見えてきたことを話してくれました。
そこで、なかよし委員会の子どもたちが、毎日の生活の中で、いじめのもとになることがたくさんあることを発表してくれました。
「きつい言葉づかい」
「悪口」
「かげ口・ひそひそ話」
「からかい」
「ぼう力」
など、このいじめのもとが友達を傷つけることにつながると話してくれました。

なかよし委員会の子どもたちが話し合い、これから上分小学校で頑張ればよいことを2つ提案してくれました。
普段からやさしい言葉を使いましょう。注意する言葉に気を付けましょう。
自分の気持ちを伝えよう。


体育館後方には、「友だちを 想う心を 行動に」というスローガンが掲げられています。友達の気持ちを考えて自分ができることをしていくことで、笑顔の上分小学校にしていこうと、最後になかよし委員会が呼び掛けてくれました。

感想発表では、自分の言動を振り返った発表がたくさんありました。
きつい言葉で言ってしまうので、やさしい言葉で言いたい。
相手の気持ちを考えて言いたい。
なかよくなる時間をもっと増やしたい。
ふわふわ言葉を使っていきたい。





自分も友達もみんなが気持ちよく学校生活が送れるように、自分ができることを考え行動し、全校児童145人で、笑顔があふれる上分小学校にしていきましょう。